Ubuntuサーバ再構築(4)


DynamicDNSに登録してもIPころころ変わっては意味がないのでなんとか対応したい!そういう時にスクリプト書いて対応するのは良いのだが管理が大変になるかも。そーいうときはDiCEを使おう!

ということでDiCE導入から設定まで

cd /usr/local/bin
sudo wget http://www.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/yoshihiro_e/download.cgi?p=diced019
sudo tar zxvf diced01914.tar.gz
sudo rm “diced01914.tar.gz”

※端末の文字コードをEUCへ変更する

sudo ./diced
:setup
IPアドレスの検出方法を指定してください
(0) 自動検出
(1) ローカルのネットワークアダプタから検出
(2) 外部のスクリプトから検出
<現在:0>
(N)変更しない  (P)戻る
>2
————————————————-
スクリプトのURLを入力してください
<現在:>
(N)変更しない  (P)戻る
>http://ipcheck.ieserver.net/
————————————————-
プライベートIPアドレスも検出対象ですか? (Y/N)
<現在:いいえ>
(P)戻る
>n
————————————————-
IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N)
(P)戻る
>y
検出IPアドレス>*******
————————————————-
IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N)
(P)戻る
>n
————————————————-
IPアドレスをチェックする間隔を指定してください(分)
設定可能範囲は5分以上です
<現在:10>
(N)変更しない  (P)戻る
>5
=================================================
DNSサーバーの負荷を軽減するために頻繁なDNS更新を防ぐ必要があります
前回の更新から一定時間DNS更新処理を行わないように保護時間を設定して
ください(分)  設定可能範囲は10分から1440分です
<現在:60>
(N)変更しない  (P)戻る
>30
=================================================
設定を保存しますか? (Y/N)
(P)戻る
>y
設定を保存しました
=================================================

ieServerを例に

:add
新しくイベントを追加します
DynamicDNSサービス名を入力してください
"?“で対応しているサービスを一覧表示します
(P)戻る
>ieServer
————————————————-
<< ieServer Project >>
URL: http://www.ieserver.net/
*** 情報 ***
IPアドレスはサーバー側で自動検出します。
IPアドレスの指定は出来ません。
(入力しても無視されます)
=================================================
ドメイン名を入力してください
”?“でドメイン一覧を表示します
(P)戻る
>dip.jp
=================================================
ドメイン名を入力してください
”?“でドメイン一覧を表示します
(P)戻る
>dip.jp
=================================================
ホスト名を入力してください
(P)戻る
>*****
=================================================
ログインユーザ名を入力してください
(P)戻る
>*****
=================================================
ログインパスワードを入力してください
(P)戻る
>*****
=================================================
登録するIPアドレスを入力してください
空白にすると現在のIPアドレスを自動検出します
(P)戻る
>
=================================================
このイベントに題名を付けてください
(P)戻る
>*****
=================================================
このイベントを実行するスケジュールを設定します
————————————————-
実行する頻度を指定してください (番号入力)
(0)1回のみ (1)1日1回 (2)1週間に1回 (3)1ヵ月に1回
(4)その他の周期 (5)IPアドレス変化時 (6)起動時
(P)戻る
>5
————————————————-
IPアドレスがあまり変化しない環境の場合、更新せずに一定期間を過ぎると
アカウントを削除されてしまうことがあります
IPアドレスの変化が無い時に実行する間隔を指定してください
(0)7日毎   (1)14日毎  (2)21日毎  (3)28日毎
(4)35日毎  (5)56日毎  (6)84日毎
(P)戻る
>0
=================================================
詳細オプションを設定します
————————————————-
[ オフライン ]
(0)No (1)Yes
番号>0
=================================================
このイベントを有効にしますか? (Y/N)
(イベントの有効/無効は"EN/DIS"コマンドで切替えられます)
>y
=================================================
イベントを保存しますか? (Y/N)
>y
イベント”*******“を保存しました
=================================================
:exit

コマンド一覧は”?“で表示可能
exit             DiCEを終了します
start            DiCEを開始します
startd           DiCEをバックグラウンドで開始します
setup            DiCEの環境設定を行います
list             登録済のイベント一覧を表示します
add              イベントを追加します
ed[it] <番号>    イベントを編集します
del <番号>       イベントを削除します
en[able] <番号>  イベントを有効にします
dis[able] <番号> イベントを無効にします
ev[ent] <番号>   イベントの情報を表示します
ex[ec] <番号>    イベントを今すぐ実行します
logcr            ログをクリアします

次にシステム起動時のスクリプトを設定

cd /etc/init.d/
sudo cp skelton diced
vim diced

以下編集した部分
DESC=“DiCE Daemon”
NAME=diced
DAEMON=/usr/local/bin/DiCE/$NAME
PIDFILE=/var/run/$NAME.pid
SCRIPTNAME=/etc/init.d/$NAME
do_start() {
start-stop-daemon –start –quiet –pidfile $PIDFILE \ –exec $DAEMON – -d -l
}

sudo update-rc.d diced defaults 96 5

あとはシステム再起してプロセス確認して立ち上がっていればおk