Windows8をWinPE3を使ったネットワーク経由でインストール
たまたま4GBのUSBメモリ無く、それとネットワーク経由でのOSのインストールってどんなものなのか知りたくなったので試してみた。
使用したPCはdynabook S30。
こいつにRAM4GB+SSD64GBでアップグレードしてるのでWin7でもそれなり頑張ってくれていた。そんで今度はWin8で犠牲になってもらおうという魂胆である。
手順
1, USBから起動できるWindows PE 3の作成
1-1, Windows PEのイメージ作成
とりあえずここからWindows
AIKをDLしてインスコ
インスコ終わったら管理者権限でWindows AIKの「Deployment ツールのコマンド
プロンプト」を起動します。
そして以下のコマンドを実行するとWinPE起動イメージが出来上がります。
copype x86 D:\WinPE3
imagex /apply D:\WinPE3\winpe.wim 1
D:\WinPE3\mount
imagex /capture D:\WinPE3\mount
D:\WinPE3\ISO\SOURCES\BOOT.WIM “WinPE for recovery” /boot /compress
maximum
oscdimg -n -bD:\WinPE3\etfsboot.com
D:\WinPE3\ISO D:\WinPE3\recovery.iso
1-2, USBメモリにイメージを書き込む
USBメモリの初期化を行わなければなりません。
それ自体はこちらの記事を参照すると良いでしょう。
さて初期化が終わった所で1-1で作ったイメージをUSBメモリに書き込みます。と言ってもコピーだけなんですが。
D:\WinPE3以下のISOフォルダ内をすべてUSBメモリにコピーすれば完了です。
あとはUSBメモリにドライバー類をおいて起動します。
2, WindowsPE上からネットワークインストール
2-1, ドライバの読み込み
うまく起動できたらコマンドプロンプトが表示されているかと思います。
そこで
drvload
“読み込みたいドライバのINFパス”
を実行すると良いと思う。
S30の場合RAIDドライバが無いといけないので
例) drvload C:\drivers\KR10.INF
としてドライバを読み込ませた。
2-2, ネットワークドライブのマウント
※ネットワーク越しからインストールするということでWin8のISOをマウントし、共有してあることを前提にします。
net use “任意のドライブレター” “共有先のパス”
“ログインパスワード” /user:“ユーザ名”
という感じに実行します。
例) net use n: \\test-user\h password
/user:test-user
こうすることでネットワークからOSインストールに必要なファイルへアクセスすることができます。
2-3, Windows8のインストール
ここからは結構すんなりとしています。
コマンドプロンプトからマウントした先が「n:」ドライバの時は
n:
setup.exe
と実行すればOSインストール画面が出てきます。
あとは普段のインストールと同じようにすればいいと思います。
以上。